この記事では、 「超簡単だ」(“very easy”) を意味する英語表現・イディオムを紹介します。
a piece of cake
直訳すると「一切れのケーキ」で、「朝飯前」の訳として有名な英語表現です。一口でペロッと食べられちゃう(くらい簡単)というニュアンスです。
as easy as pie
直訳は「パイと同じくらい簡単」という意味ですが、「とても簡単」という意味になります。ケーキの他にパイも簡単なものの例えとして使われるのが面白いですね。また、パイを使った他のイディオムに “pie in the sky” 「空に浮くパイ」という表現があり、こちらは「非現実的・絵に描いた餅」という意味になります。
a walk in the park
直訳は「公園での散歩」ですが、「とても簡単・容易い」という意味になります。「公園で散歩する(くらい簡単)」という比喩です。
child’s play
直訳は「子供の遊び」ですが、比喩的に「簡単、楽勝、余裕」という意味になります。日本語の「赤子の手を捻るよう」に近い表現ですね。
easy-peasy
easy を強調した表現です。peasy はeasy と韻を踏んでいるだけで、特に意味はありません。韻を踏んだ英語表現は以下のページで詳しく紹介しています。

too easy
直訳すると 「簡単すぎる」ですが、カジュアルな会話では「余裕すぎ」とか「楽勝」という意味になります。
a breeze
意味は「そよ風」という意味ですが、比喩的に使われると「簡単、余裕」という意味にもなります。
nothing
nothing は通常「何もない、無」という意味ですが、”It was nothing” のように使われると「なんでもなかった、楽勝だった」という意味になります。
no sweat
直訳は「全く汗がない」という意味ですが、比喩的に「汗すらかかない(ほど簡単)」という意味になります。
no-brainer
「脳を全く使わなくても理解できる、楽勝だ」という意味です。brainer は brain 「脳」から派生した単語ですが、単独で使われることはあまりなく、通常no と一緒に使われます。
おまけ:「超難問ではない」の英語
(It’s) not rocket science/brain surgery
直訳すると「ロケット化学/脳の手術ではない」という意味ですが、比喩的に「超難問・高度な事ではない」という意味になります。
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