体の一部を使った英語の誇張表現

この記事では、目や鼻といった体のパーツを含んだ英語の誇張表現を紹介します。英語で何かを強調したい時や、冗談で何かを大袈裟に表したい時に便利な表現です。

目次

eye-watering

直訳すると、「目から水(涙)が出るような」という意味で、比喩的に「涙目になるほど(値段やコストが)高い」という意味になります。例えば、eye-watering tuition feesで「涙目になるほど高い学費」という意味になります。最近のアメリカの私立大学の留学生の学費(高いところだと  50,000 ドル/年 以上)なんかは、まさに eye-watering ですね。

mouth-watering

直訳すると「口から水(唾液)が出るような」という意味で、比喩的に「美味しそうな、よだれが出そうになる」という意味になります。とても美味しそうなラーメンの写真を見た時に、”mouth-watering ramen” のように言えます。

jaw-dropping

直訳すると「顎が落ちる(ような)」で、「(顎が外れるほど)素晴らしい、仰天するような、衝撃的な」という意味の比喩表現です。日本語でも似たような比喩を使いますね。ちなみに、英語では良いことにも、悪いことにも使い、とにかく衝撃的で顎が外れるほど驚くようなことを比喩的に表します。

eye-opening

直訳は「目が開く(ような)」で、「驚くような、啓発的な」という意味です。eye-opening experience や eye-opening book のように使い、日本語の「目からウロコ」のイメージと近いです*。また、(デザインなどが)魅力的で目を引くものを “eye-catching” とも言います

* 「目から鱗が落ちる」という表現は実は聖書に由来する表現で、そのため英語でも “the scales have fallen from my eyes”と同じ表現があるにはあるのですが、日本語のように日常会話で頻繁に使われることはありません。そのため、例えば「目から鱗の授業」は “eye-opening lecture” などと訳されることが多いです。

keep your eyes peeled (for …)

直訳すると「(…に)目をひんむいておけ」という意味で、意味は「(…に)注意しろ、気をつけろ」という意味です(命令文でよく使います)。なお、peel は peeler(ピーラー、皮剥き器)のpeelです。

be all ears

直訳すると「全て耳」で、比喩的に「熱心に聞いている」という意味です。全身が大きな耳になった姿を想像すると、分かりやすいでしょう。友達に「人の話ちゃんと聞いてる?」とか「興味ある?」って言われた時に “Yes, I’m all ears!” のように答えると、ウケるかもしれません笑。

be all thumbs

上の表現と似ていますが、こちらは直訳すると「全て親指」で、比喩的に「(手が)不器用、どんくさい」という意味になります。ハサミを使うのが下手とか、そういう意味です。指が全部親指になったのを想像すると、分かりやすいでしょう。

have a roving-eye

rove は「放浪する、あちこちうろつく」という意味で、直訳すると「あちこちうろつく目を持つ」になります。これは比喩的に「(パートナー以外の)たくさんの人に興味を持つ」という意味になります。良い人がいないか常にキョロキョロと周りを見渡してるイメージですね…笑

be up to one’s eyeballs

直訳すると「自分の(足元から)目玉まで」という意味で、比喩的に「(困難な状況に)浸かっている、忙殺されている」という意味になります。やらなきゃいけない、対処しないといけないことが山積みで、(仕事や借金などで)目玉まで埋まっている、というイメージです。eyeballs の代わりに、neck (首) を使うこともあります (eyeball は2つあるので、複数形)。例:He is up to his neck/eyeballs in work/debt/assignments.

be armed to the teeth

直訳すると「(足元から)歯まで武装している」で、「たくさん武器を持っている」や、比喩的に「たくさんの知識や情報を持っている」という意味になります (例: “Lawyers will be armed to the teeth with evidence”)。日本語でも「理論武装」のように、武器を比喩的に使いますよね。また同様に、ammunition (銃弾、弾薬)という単語も、「議論などで自分に有利な情報」という意味があります。

like pulling teeth

直訳すると「歯を引っ張って抜く(ような)」で、意味は「とても困難な、大変な、イライラする」という意味になります。主に、It was like pulling teeth (歯を抜くように大変だった) と “… be like pulling teeth” の形で使われます。

breakneck speed

直訳すると「首が折れるようなスピード」で、「(運転が)無謀で危険なほど速い」です。高速で運転中に事故ると、首が折れちゃうからですね。at breakneck speed のフレーズでよく使います。

pay through the nose (for …)

直訳は「鼻(の穴)を通して支払う」で、比喩的に「高すぎる、割に合わない値段を払う」です。例えば、”paid through the nose for the ticket” のように使います。語源の仮説は色々あるようですが、確かなものはないようです(例えば、13世紀のアイスランドで税金を払えなかった時の罰として鼻に切れ目を入れられていた事に由来する、等)。

bury one’s head in the sand

これは結構面白い表現で、直訳すると「自分の頭を砂に埋める」で、意味は「見て見ぬふりをする」です。面倒な問題や不都合な事から目を逸らすために、砂に顔をうずめて自ら視界を遮るイメージですね笑。

また、この表現で思い出すのは “elephant in the room” (部屋の中の象) という表現で、意味は「(誰もが気づいているが)誰も対処したい、もしくは話したいと思えない大きな問題、話題」という意味です。もし象が部屋にいれば、そこにいる人全員が気付くはずですが、実際にその象をどうにかしようと自分で行動を起こしたい人はおらず、みんな見えていないふりをしている、といった状況を思い浮かべるとわかりやすいでしょう。高齢化社会や温暖化問題などは、ある意味 “elephant in the room” かもしれませんね。もっとカジュアルに、みんな知っているけど空気を読んで誰も触れない話題、なんかの比喩として使うこともあります。

quake in one’s boots

直訳は「ブーツの中で(足が)震える」で、「(緊張や恐怖などで)ガクブルと震える」という意味です。わかりやすい比喩ですね。例えば、数時間後に大事な面接を控えている時、”I’m quaking in my boots”のように緊張した感情を(やや大袈裟に)表現できます。

get cold feet

直訳は「冷たい足になる」で、「(計画していた何かをいざやろうとした時に)おじけづく、ビビる」という意味です。極度の緊張で足が冷たくなった状態を著しています。バンジージャンプに挑んだものの、恐怖で一歩が踏み出せない状況なんかは、まさに get cold feet です。

be frozen/chilled to the bone

「骨まで凍った、冷えた」という意味で、「(寒すぎて)体が冷えきった」という意味です。皮膚を通り越して骨まで冷えるような寒さを表すのに使います。

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